いわき産米づくり情報 第4号

放射性物質を「入れない、吸わせない」米づくりを行い、安全・安心な米を生産しましょう。

○ 今後の管理対策 「中干し~幼穂形成期~穂肥~出穂期・穂揃い期まで 

  • 6月20日現在の生育は、5月上旬の田植では平年並ですが、5月中旬以降の田植では、平年より草丈がやや短く、茎数が少なく、生育は3~5日程度遅れています。 


1 用水管理 「用水は清流で放射性物質を持ち込まない」

  • 台風等による大雨や洪水が発生した時は、土砂や濁水を水田に流入させないよう注意してください。 
  • 水路脇の草は定期的に刈り取り、ごみや落ち葉などの流入を抑えましょう。

 

主要品目の生育目標(平坦地)
品種 目標時期 草丈 茎数
コシヒカリ 7月5日
幼穂形成期
50~55cm
65~70cm
23~25本/株
25~27本/株
ひとめぼれ 7月5日
幼穂形成期
50cm前後
60~65cm
24~28本/株
27~30本/株
天のつぶ 7月5日
幼穂形成期
50cm前後
60~65cm
23~25本/株
25~27本/株

 

主要品目の生育目標(中山間地)
品種 目標時期 草丈 茎数
ひとめぼれ 7月5日
幼穂形成期  
50cm前後
60~65cm
24~28本/株
27~30本/株
天のつぶ 7月5日
幼穂形成期
50cm前後
60~65cm
23~25本/株
25~27本/株


2 カリウムの施用 「中間追肥(カリウム)による放射性セシウムの吸収抑制」

  • 7月5日頃までに行い、遅くても中干し終了前に施用してください。
    (平坦地)
    例:塩化カリ (カリウム60%)  7~10kg/10a(カリウム 4.2~6kg/10a)
    (中山間地)
    例:塩化カリ (カリウム60%) 10~12kg/10a(カリウム 6~7.2kg/10a)


3 中干し後の水管理・倒伏防止の徹底 「放射性セシウム溶出の未防止」 

  • 中干し後は間断灌漑とし、低温時(17℃以下)は深水管理を行います。 
  • (平坦地) 幼穂形成期になると水分が必要なので中干は7月15日頃で終了しましょう。 
  • (中山間地) 幼穂形成期になると水分が必要なので中干は7月10日頃で終了しましょう。

4 穂 肥 「生育を確認してから、倒伏しないよう適切に行う」 

(平坦地)

  • 「コシヒカリ」は出穂15日前頃(7月25日~7月末)に実施しましょう。 
  • 幼穂形成期(7/15~20頃)の生育目標を参考に草丈が長く、倒伏が心配される場合は穂肥の量を少なくしてください。
     例)NK化成2号(16-0-16) 6㎏/10a (カリウム 1㎏/10a)  

(中山間地)

  • 「ひとめぼれ」は出穂20~15日前頃(7月18~25日)に実施しましょう。
  • 幼穂形成期(7/13~15頃)の生育目標を参考に草丈が長く、倒伏が心配される場合は穂肥の量を少なくしてください。
      例:NK化成2号(16-0-16) 6㎏/10a (カリウム 1㎏/10a) 

5 穂いもち病防除 「いもち病が発生すると稈が弱くなる」 

  •  出穂前に粒剤により防除を行いましょう。上位葉の葉いもちは、穂いもちの伝染源になりますので、葉いもちを出さないよう努めましょう。 

6 カメムシ防除 「斑点米や未熟粒の発生防止」 

  • 出穂10日前には草刈りを終了し、出穂後の刈取りは行なわないでください。 
  • 穂揃期防除を行い、その後も発生がみられる場合は、追加防除してください。  


   ※ 米の放射性物質吸収抑制対策のチェックシート(PDF)

 

農作業事故に注意!確認しながら適度に休憩し、事故を未然に防ぎましょう。