いわき産米づくり情報 第3号

放射性物質を「入れない、吸わせない」米づくりを行い、安全・安心な米を生産しましょう。

○ 今後の管理対策 「分げつ期~有効分げつ終了~中間追肥~中干しまで」

  • いわき管内の田植えの盛期は5月13日となり平年に比べ4日遅れました。


1 用水管理 「用水は清流で放射性物質を持ち込まない」

  • これから梅雨時期(梅雨入り平年6月12日頃)になりますので、大雨や洪水が発生した時は、土砂や濁水を水田に流入させないよう注意してください。
  • 水路脇の草は定期的に刈り取り、ごみや落ち葉などの流入を抑えましょう。


2 浅水管理 「分げつを促進し、有効茎数を確保しよう」

  • 活着後は生育を促進し、分げつを確保するため浅水管理を行いましょう。ただし、低温・強風時には深水とします。山間部は温水チューブ等の水温向上対策をとりましょう。
6月20日の生育目標(平坦地)
品種 草丈 茎数
コシヒカリ 35~40cm 20~23本/株
ひとめぼれ 35cm前後 20~25本/株
天のつぶ 35cm前後 20~25本/株

6月20日の生育目標(中山間地)
品種 草丈 茎数
天のつぶ 30~35cm 20~25本/株
ひとめぼれ 30~35cm 20~25本/株
まいひめ 30cm前後 16~17本/株


3 カリウムの施用 「中間追肥(カリウム)によるセシウムの吸収抑制」

  • 6月25日~7月5日頃に行い、遅くても中干し終了前に施用します。
    (平坦地)
    塩化カリ (カリウム60%)  7~10kg/10a(カリウム 4.2~6kg/10a)
    ケイ酸カリ(カリウム20%) 21~30kg/10a(カリウム 4.2~6kg/10a)
    (中山間地)
    塩化カリ (カリウム60%) 10~12kg/10a(カリウム 6~7.2kg/10a)
    ケイ酸カリ(カリウム20%) 30~36kg/10a(カリウム 6~7.2kg/10a)

     
  • 基肥一発体系でもカリウムの中間施肥は必ず行いましょう。


4 中干しの徹底 「セシウム溶出の未然防止による吸収抑制」「倒伏防止」

  • (平坦地) コシヒカリは目標茎数の20本/株になったら中干しを実施しましょう。
  • (中山間地) ひとめぼれは目標茎数の23本/株になったら中干しを実施しましょう。

 溝切りを行い排水対策を徹底し、田面に1cm以内の亀裂が入り、足跡が付く程度まで5~7日間を目安に行います。
 砂質土壌の場合は、田面が羊羹状になり、足跡に水が溜まる程度の弱めの中干しをして下さい。
 中干し終了後は、間断灌水をします。

5 病害虫防除 「いもち病が発生すると稈が弱くなる」

  • 置き苗は、葉いもちの発生源になるので早急に除去して下さい。
  • 田植え時の防除(育苗箱処理剤)をしなかった場合は本田防除が必要です。

  

農作業事故に注意!確認しながら適度に休憩し、事故を未然に防ぎましょう。